キッチンの排水溝がつまったときはどうする！？対処方法を詳しく解説！

使用した調理器具や食器についた油汚れが排水管に流れ、油が冷えて固まったり酸化することで少しづつ蓄積されていきます。 目の届かない排水管の奥深くで固着して塊となった油は、ひどくなると排水管をふさいでしまうこともあります。

食材のカスや野菜の皮、小さなスプーンや箸などを誤って排水管に落とした場合、途中で引っかかってつまりの原因となります。

長い間排水管の掃除をしていないと、排水管に食器用洗剤や石鹸のカスが付着して固まり、排水管をつまらせる原因となります。

使用年数が二十年以上など、長年使用している排水管は、経年劣化で錆びつきを起こしたり、水の通り道が狭くなったりし、つまりの原因となることがあります。

油汚れは温めることで柔らかくなり落としやすくなります。排水部分に栓をしてシンクにお湯を溜めて一気に流すと、お湯の温かさと水圧で、排水管の内側に付着している油汚れなどをはぎ取り、つまりが改善されることもあります。 特別な道具が無くても誰でもすぐにできるシンプルな方法なので、キッチンの排水管のつまりの予防としてもおすすめです。 ただし、この時にお湯の温度は50度から60度程度になるように気を付けてください。熱湯を流すと熱で排水管が傷む恐れがあるため温度には注意しましょう。

市販のパイプクリーナーは、排水管に直接流し込んで指定の時間放置し、水でよく流すだけと手軽なので、初めて使う方や日々のメンテナンスにおすすめの方法です。また、ドラッグストアやホームセンターなどでも売られているので、手軽に購入することができます。主な洗浄成分は「水酸化ナトリウム」という成分なので、水酸化ナトリウムの含有量が多い洗剤を選ぶと良いでしょう。また、頑固な汚れを取り除きたいというときは高粘度タイプを選ぶのがおすすめです。使用する際は換気によく注意しましょう。

ラバーカップはトイレのつまりなどで使用されることが多いですが、キッチンの排水管のつまりにも活用できます。排水口に直接ラバーカップのカップ部分を押し付け、シンクに少し水を溜めた状態で一気にラバーカップを引き上げると、汚れが剥がれたりたりしてつまりが解消されます。

上記の方法でもキッチンの排水溝のつまりが解消されない場合は、水道業者に修理の連絡をしてください。 ご自身で直そうとして原因が分からず時間がかかったり、 さらに悪くなる可能性があるので水道業者へ修理を依頼するのがおすすめです。

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