2022.10.10

トイレ修理　タンク水漏れ【大阪府堺市北区】

大阪府堺市北区のお客様より『トイレタンクの水漏れがあり一度見てほしい』とのご依頼がありご訪問致しました。水道料金が最近上がってしまい水道局の検針員の方から『どこか漏水してませんか？』との案内が入っていたとお聞きしました。もう30年近く使っているトイレの水漏れ、『修理できるの？』『今日中に直るの？』とご質問を受けましたがこのタイプのトイレでしたら修理可能ですとお伝えさせて頂きまずは調査を開始していきます。便器の中には水がチョチョロ水漏していますね。もう一つの水漏れがトイレの水を流すと便器とトイレタンクの隙間から微量に水漏れするとのことです。

トイレタンクの蓋を開け中をみていきましょう。タンクの中には防露在も無く陶器製のシンプルなトイレタンクです。最近のトイレタンクの中はとても複雑になってきて『どうやって修理するの？』と嘆いてしまいそうな構造が増えてきており今回のようなトイレタンクを見るとほっとしてしまいます。それはさておきまずは劣化している部分がここになります。

はいっ。「フロートバルブ」(排水弁)ですね。素材がゴムです。なので劣化すると溶けてきます。消耗品になりますのでタンク内の水漏れや不具合があれば交換は必須アイテムになります。

そして次の部品は「ボールタップ」になります。水を給水する装置になり重要な部品ですね。これが無いとトイレタンクに水が溜まりません。そして「フロートバルブ」が劣化し水漏れしている場合には「ボールタップ」も常に水をタンクに給水する為同じく劣化してしまいます。共倒れに壊れてしまうということです。タンクの水が減ると・・・水を一定水位まで給水する・・・この連動がトイレタンクの構造になります。

「フロートバルブ」と「ボールタップ」は同時に交換することが必須です。DIYなら構いませんが・・・仮に「フロートバルブ」だけ交換してしまい「ボールタップ」は交換しないと今度は「オーバーフロー」を起こす可能性が高くなってしまいます。タンク内に水が溜まり過ぎてしまいサイフォン管の筒の先端から水漏れを起こして便器の中には同じようにチョチョロ水漏れしてしまうことになりますので弊社では同時交換を推奨しています。